イリーヴァ・ジュエリー

アメリカ発 Made In Japan。指をハグしてくれるテディベアとその仲間達が暮らす世界「イリーヴァ」から様々な要素を取り出し、末永くお使いいただける、控えめで上品な可愛らしさと、ときめきをくれるileava jewelry」に仕立て上げています。

イリーヴァの世界より


自由な発想で物作りをするアメリカで生まれ、技術と精度を大切にする日本で制作されています。
シルバーやゴールド、プラチナを使っているのは、10年、20年使っていただいても、充分なアフターケアができるように、それが可能である確かな物づくりをしているという、デザイナーとしての自信と、良いものを代々引き継いで大切にして欲しい、というMayaの思いを表しています。

ハグベアリング

Mayaの妹は子供の頃、どこへ行くにもテディベアのビル君を連れ回していました。
ビル君を持ち歩けなくなった大人の妹に、指をハグしてくれるテディベアのリング「HUG BEAR」(ハグベア)を作ってあげました。

どこにでも連れて歩ける「ぬいぐるみ」のような存在。
日々をサバイブしていく大人たちに、そんなジュエリーを作りたい。

いつも一緒にいてくれる動物たちは、ただかわいいだけではなく、励ましてくれたり、癒してくれたり、時には褒めてくれてさえいる様に感じられるジュエリーのコレクション。

こうして ileava jewelry は始まりました。

イリーヴァの世界より

ハグベアにはお友達がいて、住んでいる森があります。
太陽が昇り、夜明けには朝露の香りがして、流れる水の音、誰かが奏でる音楽も聞こえてきます。
朝が来て夜になって、春が来て冬になって…。
Mayaがその一瞬を切り取って絵を描き、見ていたものと同じ色の石を探して、一番きれいに見える場所に置く。
自然の産物であるストーンや、手をかければかけただけの無限に質感を変えるシルバーやゴールド。
Mayaが作る事でしか生まれない特別なジュエリーを、是非お手に取ってみて下さい。

ジュエリー制作へのこだわり

デザインワーク

MayaはWaxで原型を作ります。多くの場合、デッサンの段階で細部を描き込まず、熱した道具でWaxを溶かし足したり引いたりしながら、また様々な道具で削ったりを繰り返し3次元でデザインを完成させます。幾何学的なデザインを作り上げる時は、実際に作り始める前に充分なプランニングを行ってから制作を行いますが、Mayaにとっては、動物や草花、形のない水や目に見えさえしない音を表現するには、長い年月で確立したこの技法が一番しっくりと来ます。

Waxの状態でするのが適している事と金属の状態でする事が理にかなっている事があり、従来の技法にとらわれない石留めなどは、Waxで作業をしている時に考え出されます。

Waxで作られる原型

着け心地

リングを作る時Mayaは、何度も自分の指にはめてみて指あたりを確認します。内側の微妙なカーブのつけ方一つで着け心地は変わってきます。手の甲の、見える部分だけをデザインするのではなく、どの角度から見ても美しく、どの指につけても気にならないように、素材や角度、厚みにもバランスをとっています。

ハグベアのつけ心地

細部への気遣い

ネックレスやブレスレットの着脱部分にも、デザインと気遣いがあります。よく見ると、ileavaのロゴの形になっていて、金具を脱着する時にとても持ちやすく、お客様にご好評いただいているところのひとつです。また、ただワイヤーを留めたのではなく、小さなアクアマリンを添えているものもあります。うすい水色に輝くアクアマリンは、純粋、生命の源である海につながるようで、ileava jewelryと言う言葉に込められた意味「本来無味無臭であるはずの極限なまでに純粋なものが放つ香り」のイメージそのままです。首元から見えても手作りの温かい雰囲気が伝わってきます。

イリーヴァのロゴの形をした留具

石へのこだわり

Mayaは、なるべく自然に近いカットや色の石を選んでいます。作りたいアイテムのイメージにぴったり合うもの、そして、「こんな石もあるの?」「一つの石でも色々なバリエーションがあるんだ」という、お客様の驚きと楽しみ、本当の「1点もの」を手にする喜びを想っています。

様々なナチュラルダイヤ

安心して末永くお使いいただくために

一人でも多くのかたに安心して着けていただけるように、シルバー、ゴールド、プラチナの割金にはアレルギーを起こしにくいとされている金属のみを使っています。また、貴金属で作られたジュエリーは、よっぽどの物理的破損がない限りメンテナンスをすることでいつでも新品のように戻す事ができます。

ileava jewelryは、劣化しにくい貴金属を使い、糊などは使用せず耐久性のある技法を用いて作られています。これは、ジュエリーを持つ楽しみでもある、親子代々、いつまでも大事にして欲しいという、子供の頃の思い出を胸に留めて創作活動するMayaの願いにつながっています。

リングケースに入った指輪

ジュエリーは身につける物だから、つける人に触れて、初めて存在する物だから、ひとときのファッションでも、ジュエリーをプラスすることでその人のスタイルになることもあると思います。
私は、ひとつひとつの作品に意味を与えてあげたいんです。
つけた人が息を吹きこんだ時に、また別のストーリーが生まれてもいい。
素敵な1日の始まりを願うおまじないのようにつけるものがあったり、見るだけで元気が出る様な、楽しいものがあったり。
ダイヤモンドも、水も、動物や植物も、ジュエリーにして居場所をみつけてあげると、それはつけた人に幸せを教えてくれる気がします。
Maya

Maya

作家 西村 麻耶

デザイナーのMayaは東京で生まれた後、5歳で渡米。
アメリカと日本両方の文化風習に触れながら育ちました。
Otis College of Art and Designで家具デザインと建築を学んだ後、建築事務所で勤務をしながらカスタム家具の注文制作していた折にlost waxの技法に出会い、『将来は自分の結婚指輪が作りたい』とジュエリーデザインを始め、2003年にileavaを発表。
ileavaはそんな彼女の子供の頃の想い出、何気ない日々の生活の中で見た物や、彼女自身の夢にインスパイヤーされた物たちが、誰にでも身に着ける事のできる小さな彫刻になり、折なす世界です。

直営アトリエショップ

2003年にアメリカで誕生した ileava jewelry は、2007年に日本に拠点を移し、ブランドの誕生から10年を経て、2014年に西武渋谷店からここ表参道の小径にジュエリーのセレクトショップ「ileava & co.」を移転オープンしました。
ileava & co. には、ここでしか見る事のできない国内外のジュエリーを揃え、ileava jewelry のアトリエが併設されています。お客様ひとりひとりのお話をうかがいながら、お気に入りのアイテムを探すお手伝いをさせていただき、デザイナーでもあり作り手であるMaya自らスケッチブックを片手にデッサンをしながら、オーダーメイドやブライダルジュエリーなどのご相談にもお応えします。
イリーヴァの世界を表現した季節感あふれるショップで、私たちと楽しい時間をすごしませんか?原宿、表参道、渋谷へお越しの際は、是非 ileava & co. にお立ち寄りください。
心よりお待ちしております。

イリーヴァの世界より